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緋色の研究の知識の探偵の現実の世界の混沌 

この世には知識の世界というものがあって、いや、「この世に」というのは正確ではなくて、この世に存在する人間たちの間に知識の世界というものは存在しているというふうに設定。されている。わたしたちは、現実の世界、私たち人間の外にある世界を、世界だと思うのだけれど、それも設定。に過ぎなくて、ほんとうはそれについて語ることはできなくて、私たちは自分たちの中のぐるぐると循環するイメージを見ているにすぎない。循環しているから、自分自身の写った姿かもしれないし、写った姿が写った姿かもしれないし、それは投影されるイメージ間の媒質中のホコリを含んで、映るたびにすこしずつ変化していくし、そももそもイメージを写しているモノそのものの性質が影響しているのかもしれない。とにかく現実の世界はあるかもしれないし、ないかもしれないし、みえているかもしれないし、みえていないかもしれない。ここで言いたいのは、「現実」ということを拠り所としてそのイメージに特権的な価値を与えてはいけないということ。そして私が問題にしたいのは、より美しいのは、知識の世界なのか、現実として設定されている世界なのかということ。私は知識の世界のほうが美しいと思う。現実として設定される意識は混沌をも許容する。それは美しさとは対局にあると思う。それを美しさと考えるのは、アダムとイヴを誘惑した毒蛇に、誘惑され幻惑されている証拠だと思う。そう頭では分かるのだが、ほんとたまに、私は自然の中におかれると、その美しさに心奪われそうになる。あまりにリアルすぎる、あまりに繊細すぎる、繊細さのひとつひとつがリアルで美しい。この内に湧き上がる美のリアリティは悪魔の誘惑だ。LEGOやダイヤブロックで積み上げられた世界像。それが知識の世界。それに対して、この現実(と設定された)世界は、リアルで繊細で美し”すぎる”。この「すぎる」ことが悪魔のしわざであることの証明ではないかとおもわれる。人間の感性は、LEGOやダイヤブロックで作られた世界を、マーブル状に漂う七色の知識の流れの美しさをとらえられるように作られている。それこそが最高価値をもつ美であるように設計されているのだ。それを乱すのが悪魔の狙い。混沌が美しいものに見えるように頭をおかしくさせるのが悪魔の仕業。
悪魔に魅入られた人間は、それが「悪魔の仕業」であることを言うと、非常に不快な顔をする。そんなこと、思ってもみなかったからだ。完全に心奪われて何もみえなくなっていたからだ。それしかみえない。それもまた、これが悪魔の誘惑である証拠だ。そして彼らは、悪魔の言葉に従うようになる。たとえば、ささいなことこそ大事だ。現実世界の全ての多種多様な要因を考慮せよ。辻褄のあわぬことこそが現実らしさだ。要するに、人間の知識の世界・・・すなわち神の御業を人間が発見すること・・・に対する反逆である。
そんな悪魔に魅入られた人々、そして悪魔そのものを駆逐し世界に秩序を取り戻すことを使命とし生きているのが、知識探偵である。知識探偵は悪魔的な殺人事件を解決することで、この世界を神が設計された姿に戻そうと日夜殺人事件のトリックを解いているのだ。知識探偵は世界に1000人おり、それぞれにA~Z、AA、AB,~AZ、BA、BB~BZ,CA~というアルファベットが与えられている(それだと、ZZまでで1000に達しないではないかと思われるかもしれないが、ZZのあとはAAAがつづきます)。そのうちのJAが私であり、そして日本担当の知識探偵なのだ。この日本という国は、2000年以上前から多神教の疑いがある。多神教というのは悪魔的な思考へのゲートウェイドラッグみたいなものだ。なんとしても知識探偵はそんな誤った思想を正さなくてはならない。そのために、殺人を解決し、その解決の中で人々の思想を正していくのだ。いやそもそも人々の思想を本当に正す必要はないのだ。ただしたかのように、知識上で見えればいい。思想や知識というもの(そして神や悪魔までも!)はこの現実(と人々が設定している)世界に実在物として存在するものではない。一部の連中が、あるかのように扱うことで、この世界の実在物(と設定されているもの)の変化を理解しようとしているだけだ。したがって、知識探偵は、「正されたと人々に信じさせることが出来る」ようになればそれで目的は達成されるということだ。そして同時に、現実(と設定されている領域)では、殺人のトリックが解決される。しかし、それは重要なことではない。全く重要なこととは私には思えないし思わなくていいのだ。

3:33
nakagawa


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ミステリーゾーン

2013年1月6日撮影 パワースポットとして有名な関東の某霊山の山中で発見された。ここが異界への入り口か・・・!?現在調査中。

手の意志

同日撮影。異界への入り口の近くで発見された。手の石。石に手をあてるとエネルギーが伝わるそうだ。異界の住人の落し物とおもわれる。

握り石

同日撮影。明らかに石を彫った跡が・・・。人類以前の知的生命体の痕跡と考えて間違いないだろう。


4:20
NAKAGAWA
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Author:素人にこんなことさせちゃダメ!!
ミニマル・ミュージックで、オプティカル・アートな30分・・・告白することなく死んでいく・・・そんな若者の気負いだった逆説  

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