ミニマル・ミュージックで、オプティカル・アートな30分・・・告白することなく死んでいく・・・そんな若者の気負いだった逆説  

2008.10.09 アルコール依存症とか
ここのところ、悲観的な考えが湧いてきたりで、どうにも辛くて苦しくて仕方なく、やる気も出ず、お酒ばかり飲んでいます。酒を飲んでは、ぼろぼろと泣いたり、自分を責めたりの連続です。
何かしなくてはいけない、と思うのですが、何も手につかず、本さえ読めない状態です。なんとか映画をみることだけはできるので、DVDを観て過ごしています。

ここのところ観た映画を記録しておこうと思います。



10月6日
ヴェルナー・ヘルツォークの『神に選ばれし無敵の男』のDVDを観た。1930年代初頭のドイツとかポーランドの話だったよう。ナチス党は存在しているが、まだヒトラーが政権を奪取する前。そのころ実在した(という)ハヌッセンという奇術師&ジジェという力持ちという、二人のユダヤ人のことが中心に描かれている。正直なところ、あまりよくわかっていない。ただ、ハヌッセンの存在感だけが違和感として残る。

昼より電王の4話から10話まで観た。むりに深遠なストーリーにしようなどとせず、軽いテイストにつとめているのが良い。その流れで、はな役の白鳥百合子という女優?アイドル?のブログを観たら、とんでもないことになっていた。どっかの原住民みたいな風貌になっていた。文章も、「風邪で一日中家で寝ていた時」のような変な感じが漂っていて恐い。

10月7日
テリーギリアムの『ローズ・イン・タイドランド』を観た。ぶっとんでいる。悪夢。悪趣味すぎる。普通止めるところで止めてない。良いかもしれない。
ヤク中の両親と暮らしている少女は、いつも人形(バービーとか)の頭部を指にはめて一人遊び&妄想の世界にいる。ある日、母がオーバードーズで死亡。死体を放置したまま、ラリっている父は、少女と祖母の家へ。だが、祖母はすでに亡くなっており廃墟になっていた。まもなく、父もヘロインで死亡。少女は腐りかけの父の死体と数日過ごす。祖母の家の近所に住んでいる黒魔術をやっている?女と、その弟(脳梁切断手術をしてあるてんかん患者)が住んでいた。女は腐りかけの父の皮を固めて剥製にする。少女は、てんかん持ちの障害者の弟と仲良くなり、ペニスを見せてくれとせがむ。その後、女の家で、女の母を発見。すでに死んでいてミイラだった。そのミイラの頭をつぶしてしまう。女の逆鱗にふれ、少女逃走。その後、障害者の弟、近くの線路をダイナマイトでふっ飛ばし、電車脱線。・・・というストーリーが、テリーギリアムのファンタジックで美しい映像で描かれる。また、主人公の少女のエロさが気持ち悪い。それも良い。

あと『ラスベガスをやっつけろ』を観た。
あと電王を数話観た。
あと寝る前、『ナイトエアビフォアクリスマス』を久しぶりに観た。

10月8日
クローネンバーグ『クラッシュ』。クローネンバーグにしては理解しやすい。
『フィッシャー・キング』を観た。感動もの。
『野獣死すべし』を観た。わざとらしい演技。
『コールドマウンテン』を観た。

10月9日
『All that jazz』を観た。
『エレファントマン』を観た。
さっき、前から観たかった西原理恵子がNHKでアルコール依存症の元夫(鴨しださん)について語った動画をニコニコ動画で観ることができた。西原理恵子さんは本当に凄い人だ。こんなふうに強くなりたいと思った。


11:32
nakagawa

2008.10.05 G-men
午前3時より、村上隆のFM芸術道場を聴いた。菊地成孔がゲスト。主に格闘技の話。とくに前田日明プロデュースによる新総合格闘技イベント『THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー )』の話が興味深かった。あとは、“ブラック・ミュージック”、“モード”、“オタク”の三者がこれから結託していくだろうという、村上&菊地ならでは、の話も。



昼ごろ起きる。セイコマートに買い物に行く。パイナップルが食べたい。缶詰のパイナップルとヨーグルト、牛乳を買って帰ってくると・・・・
アパートの前のゴミ捨て場に、大きな段ボールが捨てられていた。あけてみると、G-men、Badi、薔薇族という雑誌が山ほど&田亀源五郎の漫画『嬲り者』、 『柔術教師』、あと男の生写真・・・

「すげぇ・・・」

おそらく、ゲイの住人がこのアパートにはいて、何か事情があって彼(もしくは彼女)の秘蔵本を捨てたんでしょうねぇ・・・。
それはともかく、田亀源五郎の『嬲り者』、 『柔術教師』は、サブカル系の雑誌でも何度も名前だけは観ており(また西原理恵子経由でも知っていた)、非常に読んでみたいコミックだったので(普通の書店やAmazonでは扱っていない。けっこう入手困難)ラッキーといった感じ。しかし、自宅の前に落ちているとは思わなかった・・・。周りの目を気にしながら、拾って帰った。

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13:38
nakagawa


そういえば、ずっと欲しかった『アニー・スプリンクルの愛のヴァイブレーション 』という本を手に入れることができそうです。嬉しい。中学生のころ図書館にあって愛読書でした。あと、同じく愛読書だった『伝説のグルーピー 』(パメラ・デ バレス)も欲しいんだが、こっちはプレミアがついていて高くて買えない。
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18:53
nakaawa

2008.10.05 不当にいやしめられる
10月4日

午前2時起き。
松浦弥太郎さんの『最低で最高の本屋』をゆっくり読んでいた。ダイエット用の鶏肉と野菜のスープをゆっくり飲みながら。「規則正しい生活をしないと、本当に自由は得られない」という話に共感する。

そのあと、昨日買った高安秀樹さんの『経済物理学の発見』を読んでいた。今、私は経済物理学に興味をもっていて。それは、今の私の研究につながりそうでもあるし、いずれ、経済の研究もやってみたいな、と思うからで。

読みながら、すごく久しぶりに、シミュレーションをしていた。どうしても確率的な部分があるので、なるべく多く計算しないといけない。とりあえず、ウォーミングアップに今までやってきたこと&学会で発表したことの追試をして思い出しているところ。
研究に関しては、学会がおわってから今日までの2週間で、いろいろアイディアがたまっていて、そのどれもが面白くて、どういう結果がでるか?すごくワクワクしている。いいアイディアというのは、往々にして、源となるアイディアからどんどん放射状にイメージが広がっていって、そして、広がっていった枝が、思いもよらないところとつながったりして、複雑に絡み合っている映像がみえてくるものだ。みえてくると本当に楽しくてエキサイティングで素敵な気持ちになる。

・紙のファイルを買いに行こう
・論文を読んで、アイディアの詳細をつめていこう

6:13
nakaagwa

(追記)
夕方まで寝ていた。吉田あみさんの日記を『nu vol4』で読む。

ネットサーフィン。筒井康隆の『七瀬ふたたび』をNHKで再ドラマ化するらしい。「女子高生コンクリート詰め殺人事件」について調べていたら、かなりあてられちゃって、精神的に不安定に。しかし、ネット上の情報には、ガセだったり、尾鰭がついているものが多いようだ。

21時頃、買い物等へゆく。レンタルビデオ屋でヴェルナー・ヘルツォークの『フィツカラルド』と、プレステージの『萌えあがる募集若妻 96 さきさん』を借りた。スーパーで食材、本屋で文房具を買った。
「女子高生コンクリート殺人」の余韻で、アダルトDVDを観る気にはなれないので、『フィツカラルド』を観る。

27:00〜TokyoFMの村上隆の番組(「村上隆の芸術道場」)に、菊地成孔が出演するらしい。村上隆のことを嫌っている人は多いが、私はわりと好意的にとらえている。彼の本を読む限り、(私が言うのもおこがましい、いや失礼なくらいだが)現代美術の文脈もしっかり研究している人だとわかる(現代美術の文脈も知らず、スーパーフラットのコンセプトの意味も分からずに、「オタクを搾取している」と言ってしまう人が多い)。まぁ、彼(彼の工房の)作品自体は好きではないけれど。
菊地は、3,4年前は、村上隆を絶賛していたが、その後、批判めいたことをいうときもあったように記憶している。基本的に「村上隆の芸術道場」は番組としてはツマラナイ(村上の書籍の半分も面白くない)ので聴いてなかったが、今回ばかりは楽しみである。

1:30
nakagawa

2008.10.04 話の額縁、誇張
10月2日
大学のパソコン・ルームにて、大学時代の同級生のトミーに会った。最近、メールしても返ってこないから、大学を退学したor自殺したと思っていた。2時間ほど近況などを話す。なんでも、文化祭でフォークデュオ?をやるらしい。そのあと食堂へ昼食を食べに行った。話の額縁、誇張。


HARUKOHARUKO
(2004/12/15)
ドキュメンタリー映画

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『HARUKO』。たとえば、こういった類の映画を観るときに過敏に考えてしまうのは、「日本の左翼的な宣伝やプロパガンダではないか?過度に彼らを被害者として描いていないか?」ということ。よく観るとフジテレビ制作だった。すると、「保守に都合のいい話になっていないか?」ということがどうしても気になる。まぁ、そんな感じで見始めたが、この映画においては、そのような胡散臭さは、私にはほぼ感じられなかった。在日一世の女性を、(無理やり、作者のうざい主張やメッセージに結びつけることなく)素直に描いているように思えた。(だから、綺麗にまとまってはいない)。
在日朝鮮人一世の彼女は、平気で嘘をついたりずるいことをしたり犯罪をおかしたりする。これは、よくネトウヨが主張している「在日の姿」とあてはまる。しかし、この映画をみたあとでは、それらは彼女やその子供が当時の環境の中で「生き延びる」ためには、(野生の動物がするように)あたりまえの行為であると私には"感じられた”。だからといって彼女の行動が正当化されるわけでもないし、犯罪が犯罪であることには変わりない。
私達が、彼らのやっていることを知って、“なんとなく”嫌ったり(身を守るために)警戒するのは当然のことだし、それをやめる必要は全くない(私たちは高尚でもないその程度の厭な人間なのだから)。また、彼らが犯罪をしたならきちんと罰するべきだ。ただ、かれらのことを生まれつき凶悪な人種だとか理解不能な怪物と思う必要はない。彼らも高尚でもない普通の厭な人間であるだけなのだから。ただ、それだけのことなのだと思った。

『世界音楽の本』を、寝る前に読んでいたが、すごく面白い。だけど、寝ころんで読むには重すぎて手が疲れる。


10月3日
8時起床。腹痛あり。シャワーあびる。
9:30 精神科。秋冬に備えて、パキシル20→30mgに増量。
大学のパソコンにて論文漁り。お腹がすいてきたので昼食へ向かう。

大友良英のJAMJAM日記大友良英のJAMJAM日記
(2008/09)
大友 良英

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本屋にて、『大友良英のJAMJAM日記』、『植草甚一ぼくたちの大好きなおじさん―J・J100th Anniversary Book』を買った。後者にはCDがついていて、植草甚一のインタビューがついている。

寝る前に、中島義道さんの『ひとを<嫌う>ということ』という本を読む。私は人を嫌うとき、「なぜ、彼(ら)は私と同じ高貴さを備えていないのだ?」と私は考えている。「私なら、そんなことしない」と。「私はこんなに努力しているのに、そんな努力をしていない「格の低い」人間にどうして嫌われなければならないのか」と考えることが多い。こうして文字にしてみると、自分の考えの滑稽さに気付き気恥ずかしさすら覚えるが、怒っている最中はまったくそのことに気づいていない。興味深い現象だと思う。どこか『自分の小さな「箱」から脱出する方法』に通ずるところがある。

秋になって、カヒミカリィさんの声がとてもききたくなった。カヒミさんのアルバムでは『Nunki』が一番好きで、何百回も聴いている。あとDVDの「Muhlifein」も素晴らしい。それが飽きると、エアチェックしたカヒミさんのラジオを聴いている。06年にNHK−FMで放送されたsound street21がとても良い。聴いていて、ヴェルナー・ヘルツォークの映画がみたいと思った。

6:01
nakagawa

2008.10.02 10月1日ですよ
今年度下半期がはじまった・・・。今年度下半期の目標&約束は、論文&学会発表です。まぁ、外向けの目標はこんなかんじ。私個人の私生活&人生の目標はまた別です。いつか、外向けの目標と、個人的な目標が一致するといいんですが。なかなか、そうはいかぬのが人生です。

とりあえず、今日は睡眠時間を少しずらすため、断眠療法をしました。断眠療法といっても、いつも寝ている時間(昼間)起きているだけです。でも、けっこうツライです。私の場合、寝不足になるとウツ&自律神経失調症&イライラする(とくに他人に体をすこしでも触れられると、殴り飛ばしたくなるほど)のですが、皆さんはどうですか?こういうときは、人とは会わないようにするのですが、少し気に障るメールが届いたりしただけで、極めて厳しい口調で返してしまったりして、あとで後悔&落ち込みます。

7&yに届いていた本の代金を払いに行く。研究者Howto本の類と、SF関連。
レンタル半額なので近所のレンタルビデオ(DVD)屋へ行く。私が借りたかったタイトルが借りられており、非常に悔しい思いをする。その悔しさを引きずって、そのままTSUTAYAへ行った。またしても借りられていた。ちなみに、タイトルは「萌えあがる募集若妻 96 さきさん」である。

TSUTSYAに併設された激安ブックコーナーで本を買う。ナボコフのロリータが10円で売られていた。私は、ロリータやナボコフ短編集は風呂で読むことが多く、すでに持っている本は出がらしのようになってボロボロになっていた。ちょうど替えが欲しかったところなので購入。あと、こないだ読んだ『太陽の簒奪者』が面白かったので、野尻抱介の本を探していたら、富士見ファンタジア文庫で数冊みつけたので購入(一冊50円だった)。ふだん、ライトノベルは読まないが、野尻抱介なので読んでもいいかと思った次第。ライトノベルというものには最初の方にカラーのややエロい絵がついているのですが、ほんとうに気持ち悪い(苦笑)。

あと、ソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」をDVDで観た。最近のネット用語でいうなら「スイーツ(笑)」という言葉がぴったり&満載の話で、私は、ネットで嫌われるほど「スイーツ(笑)」な文化が嫌いではない、むしろ、(現在の他の物に比べれば、全然、)良いと思う方なので楽しめた。たぶん、<今も昔も、王妃も私たち(女子)も皆同じ!(そういう「甘やかなもので自分のまわりを包み込み*1」バカにならないとやってけない!)>っていう主張なんだろうと思った。若い女性が、こんな甘やかな世界を夢見ている(もしくは、このような甘やかな世界を構築しないと自我を保つことが困難である)とすれば、経済的にかくもシビアになる理由が理解できるような気がする。高円宮承子女王様だって・・・

*1 (小倉千加子『女のすごろく』より)

久しぶりにブブカを買って読む。吉田豪さんの田代まさしインタビューが目玉。宇多丸さんが、Aira Mitsukiを論じており、私ははじめてAira Mitsukiを知った。パフュームの二番煎じらしいが、ネットではどのように評されているのか気になった。正直、私はパフュームにはなんの興味も湧かないが、パフュームに狂熱している人たちには興味がある。彼らの妙な屈折感や、やや選民的な思想を観るたびに、とても興奮してきて勃起してしまう。Aira Mitsukiはそういった人々の新たな側面を生々しくあぶりだしてくれそうで楽しみだ。

あと、話題になっているが、http://www.google.com/search2001.htmlが楽しすぎる。2001年の検索ができる。遺跡を発掘しているような感覚になるが、まだ7年しかたってないんだね・・・ネットにおける時代の流れは速いなぁ。

2:53
nakagawa


素人にこんなことさせちゃダメ!!

Author:素人にこんなことさせちゃダメ!!


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